中学生コース 「授業のスタイル」

授業のスタイルについて、ご説明します。

授業では、大きく3つのことを行います。

1. ビジュアル講義

2. ペアワーク

3. 問題演習

以下、それぞれ詳しく説明します。

 

1. ビジュアル講義

ビジュアル講義では、プロジェクターを活用し、目で見てわかる授業を行います。
図、写真、映像を駆使した授業です。

例えば、北アメリカの先住民の「メスチーソ」。
どんな人だかわかりますか?

教科書には、「白人とインディオ(ラテンアメリカの先住民)の混血」と書いてあります。イメージ湧きますか?

どんな人たちなんだろう?僕は今ひとつイメージがわきませんでした。

 

では、ビジュアル講義ではどうしているのか。

メスチーソは、こんな感じの人だよ。(まず視覚に訴えかけます。)

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美人だよね〜。

インディオ(ラテンアメリカ先住民)と白人のハーフなんだって。

インディオはこういう感じの人たち。

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肌の黒い感じ。
白人とインディオのハーフになると、中間的な肌の色になるんだね。

ハーフって美人だよね。日本人でもハーフって美人じゃない?
ベッキーとか。ローラとか。

こんな感じです。

人は視覚から70%の情報を得ています。
なので、視覚に訴えかけると一発で理解をします。

そして3週間後に聞いてみるんです。
「メスチーソって覚えている?」

文字・言葉だけで説明していたころは、「なんでしたっけ?」と言われることが多かったです。

ただ、ビジュアル講義を受けた子たちは、「ああ〜、あの美人の人ですよね。」って言います。頭の中で画像が思い浮かんでいることでしょう。3週間後にも覚えている子が多い。これってすごいことだと思いませんか?

これまで:テキストを使い、言葉だけでの説明

これから:テキストにビジュアル(写真・動画)を加え、理解を早める・深めるへと、パワーアップしています。

2. ペアワーク

ペアワークでは、ビジュアル講義でインプットした内容を、生徒たちにペアでアウトプットしてもらいます。

講義を受ける方ってどうしても「受動的」になっちゃうんです。人の話聞くのってつまらないですよね。どうしても眠くなります。

車の運転にたとえて説明します。
どこかに行くときに、助手席に座っているだけだと、道って覚えられなくないですか?自分で運転すれば一発で覚えられるのに。これは、能動的だからですよね。能動的だと覚えられる。(これを車の運転になぞらえてドライバー効果っていいます。)

勉強でも能動的になるにはどうしたらいいか?

自分で習った内容を、誰かに説明してみればいいです。(これを Learning in Teaching = LiTeといいます。)

自分が話すのって「能動的」です。

SLLでは講義で聞いたことの要約を1分間でします。ペアに向かって。こういった LiTe をする時間が随所にあります。

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LiTeの効果は科学的証拠があるんです。上記の図を見て下さい。

講義って学習定着率が低いんです。(なんとわずか5%!)
でも、他の人に教えると定着するんです。(定着率90%!)

最近よく耳にする「アクティブラーニング」っていうやつですね。

僕は大学生時代、アクティブラーニングを学んでいました。(今から15年前。)

初めてアクティブラーニングに触れたときは、衝撃を受けました。

勉強ってつまらないもの・我慢してやるもの・人に教わるもの

勉強はつまらなくない・楽しんでやれることもある・教わったものを教えるものなんだ

と変化がおきました。

アクティブラーニングを取り入れて、能動的に学べる環境をつくっています。

 

3. 問題演習

ビジュアル講義、ペアワークで理解を深めた上で問題演習を行います。

結局テストでは、「問題」という形で問われます。どんな形で出題されるのか、ある程度問題を解いた経験がないと解けないものです。(あるいは解けたとしても時間がかかる。)

だから、問題演習も重要です。スポーツに例えるならば、練習試合のようなものですね。

問題演習の中にも、色々と工夫があります。

  • 文字を書くものと、書かないものにわける
  • ○☓をつける。☓のところを何度もやる。(分散学習)

この工夫を、日常の自分の勉強に活かしている子もいます。
そういう子は爆発的に成績が伸びます。

 

時間配分

時間配分はおおまかにいうと、

  1. ビジュアル講義(5〜10分)
  2. ペアワーク(2〜3分)
  3. 問題演習(5〜7分)

これを何回転か繰り返していきます。